2010-05-29

マカロンの涙(報告)



今日、マカロンの涙やけの相談をしに



 
結論から言うと、涙やけの原因はドライアイでした。

瞬きがうまくできておらず、本来の涙の機能が果たせていないため

涙が目の外へ流れ出てしまっているとのこと、

解消するため軟膏と目薬をいただいてきました。




いろいろ説明を受け勉強になりましたよ。

人間にも当てはまることがあるので、

ドライアイは甘く見てはいけないことがよくわかりました。

以下、理解した内容の箇条書き。


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①そもそも、犬は目頭に毛がはいり込みやすい骨格で、

  その毛を伝って目頭から鼻にかけて涙が流れ出やすく、

  その涙が頬を伝い涙やけしやすい。

②涙は眼球を保護するバリアの役目を果たすが、

  涙だけでは眼球に残らない。(要するに水みたいなもの)

③バリアの役目を果たすためには、瞼から分泌する油分と

  混ぜ合わせることが必要。瞬きはその混ぜ合わせるための運動である。

④瞬きがうまくできないと、涙が油分とうまく混ざらず、
 
  涙が目の外に流れやすくなる。
 
⇒年をとると油分の量がへるので、涙もろくなるんだそうです。
 
⑤目が乾くと瞼から分泌する油分がうまく分泌されない。
 
⑥犬は全般的に目の周りの骨(眼窩)よりも眼球が飛び出ているため、
 
  瞬きがうまくできていないワンコが多い。
 
 
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マカロンの瞬きをモニターで拡大して見せてもらいましたが、
 
確かに完全に目を閉じきれていない状態でした。(ほんの少しですけど・・・)
 
ということで、眼球が乾きやすくなって、角膜を完全に保護できなくなっている。


眼球をバリアするために余計に涙を出しますが、
 
瞬きがうまくできないため、油分と混ざらず目から流れ出てしまう。
 
という悪循環になっているようです。
 
油分を分泌する腺(マイボーム腺)からその分泌を促すよう
 
目を温めてあげることとマッサージをしてあげることも大切とのこと。
 
 
 
お薬とマッサージで1ヶ月治療して様子を見ようということになりました。
 
マカロン、がんばろうね。
 
 
 
はいですの